ルールブック – 4.大会エリア

4.1. 一般事項
• 全ての国際大会は開催地の国の国内競技連盟で承認されたコースでのみ行う事が出来ます
• コースの承認の条件は以降に記載します
• コース申請書の作成は国内競技連盟が行います。
4.2. コースには承認を得る為に下記の要素を用意する必要があります
• 警察や行政などの許可
• コースの名前 (道の名前, 地名, 国名)
• コースの写真
• ある程度の長さのコース
• ある程度の幅のコース
• コースの斜度(スタート位置とゴール位置と15m毎の間隔の位置で斜度を計測)
•コースの幅 (スタート位置とゴール位置と15m毎の間隔の位置で幅を計測)
• 救急車など
• 配線
• レースのスタート地点とゴール地点の説明
• スタート前とゴール後の選手の待機エリアについての説明
• 必要となるセキュリティ施設についての情報
• 時間管理の方法
トイレなどの場所の情報
• 縁石及びその高さについての情報
• ダクトカバー
• ローディングチャンバー
• ガス・水道のバルブ
• 横断歩道などのペイントの情報
• コース付近のフェンス、壁、突起物、樹木、交通標識を防護または除去する事
• 大会事務所の場所
• 大会エリアの地図
• 路面情報 (粗さ、波、突起物など)
• スタートエリアについての説明
• ゴール後のストップゾーンについての説明
• 実行委員長に繋がる電話、ファックス、eメールアドレスの情報
• 防護バリケードの素材の情報
• セキュリティ対策
4.3. コース承認の為の申請は申請書の作成次第、大会開催国の国内競技連盟に提出するか、TDにコース視察時に渡します。TDは申請に対して調査と改善案のレポートを作成します。
4.4. コース承認の決定は大会のTDによって行われます。
4.5. コース承認の決定
コース承認はスラローム、ジャイアントスラロームの種目毎に行われ、TDによって却下されることがあります。
4.6. コース承認後の有効期間
コース承認は、一度承認されると自然条件の変更や建築物の新規建造や運用機器などの変更がない限り有効となります。
該当する変更例:
• コース付近の壁の破損
• エリアの変更
• 高層ビルの建設
• 路面の荒れ
• 長さ、幅、斜度、コースなどの変更
4.7. コース承認の申請料については開催国の国内競技連盟で制定します。

Atsushi has written 134 articles

Japanese player of Inline Alpine
PH.D. in Sports science
IT trainer

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