- 種目概要
• 旗門は台座などで固定された可動式ポールを用います
• 旗門間でのインターバルは最小3m最大8mです
• 旗門数は30旗門から60旗門で2色の旗門を用意する必要があります
• コースセットは振り幅のあるオープンセットと真っすぐのストレートセットを織り交ぜる必要があります
• 最低1つ最高3つのストレート(3連続の直線セット)又はストレートフラッシュ(4連続の直線セット)をセットする必要があります
• 1つから3つのヘアピン(2連続の直線セット)をセットする事が望ましいです
• スタートから1旗門目までのインターバルはランプを降りた所から計測されます - 斜度
6%から15%の斜度にする必要があります - コースの幅
5mほどの幅が取れる事が望ましいです - コースのセット
• 単調なオープンの連続のセットはしないで下さい
• 急ブレーキが必要なセットはしないで下さい。 近代的なスラロームの滑走を妨害する原因になります
• 難しい組み合わせの配置のセットの前に、選手が滑りをコントロールして通過出来るようなセットを用意する事が望ましいです
• スタート直後やゴール直前に難しいセットを用意する事は望ましくありません
• 最後の旗門は選手がゴールを高速で通過出来るようにセットする事が望ましいです
• 最後の旗門はゴールラインと距離をとります。また、選手をゴールの中心の位置に誘導する配置にします
• 最後の旗門は旗門不通過のリスクが出来る限り小さくなるように配置する事が望ましいです - コースの確認
コースセッターがセットを行った後に、審判はコースをレースが行えるか確認する必要があります
• 可倒式ポールが正しく動作するか
• 旗門の色の順番は合っているか
• 旗門の場所がマーキングされているか
• 旗門には番号をふる必要があります
• 予備のポールは十分な数適切な場所に用意されているか
• スタートとゴールはルールに従った配置になっているか - コースの準備
コースの準備はレース開始の1時間半前に終えている必要があります - コース入場規制
レースの日、コースはインスペクション開始まで入場する事が出来ません - コースインスペクション
選手はゴールまでコースを確認する事ができます - コースインスペクションの行い方
選手はスタートナンバーを付けてスケートを履かずにインスペクションを行う必要があります。インスペクションはスタートからゴールまで行います - コースインスペクションの時間
• コースインスペクション開始の時間は審判が決定し、会場アナウンサーを通して伝えられます
• インスペクションの時間は基本的に25分間です。ただし、審判は変更する事も出来ます
• レース開始15分前にはコースインスペクションなどを終え、コースはレース開始の準備が出来ている必要があります - スタート順は、審判が天候やコース状況を配慮して変更する可能性があります
- 1本目のタイムの男女各上位40位までが2本目に進む事が出来ます。2本目のスタートリストは2本目に間に合うように十分な枚数用意され、アナウンスされます
- 準備完了
• レース開始の準備完了はTDが確認します
• レース中の準備完了は時間管理責任者が確認します - 選手ごとのスタート時間間隔
• 選手ごとのスタートの時間間隔は安全の観点から問題ない間隔をとる必要があります。
• ルール順守の観点から旗門審判員やコーススタッフが十分に作業できる間隔をとる必要があります。
• 審判は場合によっては間隔を変更する事が出来ます。
• TV中継などされる場合は最後に滑走する20名は60秒間隔でスタートさせます。
• 間隔は直前にスタートした選手がゴールした時点からカウントされます - スタートの指示
英語で以下の指示が行われます
「Ready – Set – Go!」
「Runner started, next Runner with the starting number…」 - スタートの承認
「Go」と言われた後10秒以内に選手はスタートする必要があります。ルールに則ったスタート方法である事が確認されればスタートした事が認められます。 - スラローム種目の要件
スラロームは2本の滑走でそれぞれ異なるセットで実施される必要があります - スタート順
23章の通りです (スタート順)
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