2021年ワールドカップ第2戦がスロバキアで開催されました。天候に恵まれた前日と異なり、振ったり止んだりの難しいレースでした。天候に加えてコースセットも前日よりも難しく、半数近くの選手が失格となりました。
1本目はトリッキーな直線セット、2本目は振ったセットで選手からも「難しかった」という声が聞かれました。
男子優勝はオルテル・スヴェン選手(ドイツ)でした。1枚バーンのコースにおいて、彼の滑りをあのフィジカルで行えれば間違いなく歴代でも最強かと思いますが、今回のようなフォールライン変化があるコースでウェットな路面の中勝ち切ったのは流石でした。
女子優勝はモナ・シン選手(ドイツ)でした。女子の中では特にアグレッシブな滑りをする選手ですが、上半身の安定感もあり、また経験豊富で今回のような難コースでも上手く合わせて攻略してきました。
男女ともに第1戦を逃した実力者が優勝しました。総合優勝の行方もこれで分からなくなり、面白くなってきました。
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