ルールブック – 37.チームレース(TSL)

37.1 チームレースは次の種目の仕様で行われます
SL(合計タイム制)
or
PSL(勝ち点制)

■SL(合計タイム制)
37.2 チームのメンバーは少なくとも女性を2人入れて、合計4人で構成します(女性3人男性1人もしくは女性4人も可)
37.3 チームの順位は全員の合計タイムで決まります。合計タイムが同じ場合はチーム内のベストタイムどうしを比較して良いチームが上の順位になります
メンバーの誰かが失格(DSQ)もしくはゴールできなかった(DNF)場合、チーム内の最も遅かった選手のタイムに6.5秒足したタイムが記録になります。メンバーの2人、3人がDSQもしくはDNFの場合も同様です。4人全員がDSQもしくはDNFの場合はチームは失格(DSQ)となります
37.4 出場条件
出場する選手はスタートパスを持ち、アスリート宣言に署名している必要があります
37.5 基本的には本ルールが適用されます
37.6 注意事項
両チームのメンバーの名前はスタート前に確認される必要があります。
それぞれのチームは正確なメンバー構成をする必要があります。1チームは4名より多くのメンバーを入れる事は出来ません。女性4名、又は、女性3名男性1名、又は、女性2名男性2名で構成します。スタートは女性から行います。補欠メンバーを入れる事もできますが、事前に明記して申請する必要があります。
37.7 表彰
上位3チームは表彰式で表彰される必要があります

■PSL(勝ち点制)
37.8 概要
• 以下のPSL(勝ち点制)のルールで行われます
• SLのセットで行います
• インターナショナルカップ – チーム別対抗戦
• 世界選手権大会、大陸選手権大会、ワールドローラーゲームズ – 国別対抗戦
37.9 基本的な技術仕様は36章の通りです
37.10 チーム
• PSL(勝ち点制)の参加チーム数は最大で16です
• チームのスタートを決めるポイントはチームのメンバーのWCポイント男女各上位2名の計4名の合計ポイントとなります
• チームのメンバー数は最大で6名です。基本は男性2人女性2人で、補欠を男性1名女性1名です。補欠は必須ではありません。男性の補欠は男性とは入れ替われますが女性のメンバーと入れ替わる事は出来ません。女性の補欠は女性のメンバーとも男性のメンバーとも変わる事が出来ます。
• 1人の選手が2人分滑走する事が出来ません
• PSL(勝ち点制)の最終エントリーはPSL(勝ち点制)の大会の前の最後のワールドカップ終了後24時間以内になります
• エントリーされたチームのメンバーの名前の確認はチーム代表者ミーティングで行います
• レースが世界選手権大会、大陸選手権大会またはワールドローラーゲームズの場合、チームのメンバーは1か国で構成されなければなりません
37.11 チームのスタート順
• SL種目のポイントが最も良いチームがゼッケン番号1番を受け取り、最も悪いチームがゼッケン番号16を受け取ります。 もしポイントが同じチームがある場合はチームの最もポイントが高い男女の合計で計算されます。計算結果が高い方がより小さいゼッケン番号を受け取ります。
• 16チーム参加時の1回戦8ヒートの組み合わせは次の通りです
Heat 1 : Team 1-16
Heat 2 : Team 2-15
Heat 3 : Team 3-14
Heat 4 : Team 4-13
Heat 5 : Team 5-12
Heat 6 : Team 6-11
Heat 7 : Team 7-10
Heat 8 : Team 8-9
• チーム内でのビブスは女性が小さい数字または英字、男性が大きい数字又は英字のものを着用します
• チーム数が16に満たない場合ランキングが上位のチームは1回戦はシードとなります
37.12 滑走順
• パラレルスラローム形式で行います
• 1つの対戦の組み合わせで2回滑走を行います
• 1本目の滑走順は次の通りです
赤コース:番号の小さいチームの1人目の女性 VS 青コース:番号の大きい若いチームの1人目の女性
赤コース:番号の大きいチームの1人目の男性 VS 青コース:番号の大きい若いチームの1人目の男性
赤コース:番号の大きいチームの2人目の女性 VS 青コース:番号の大きい若いチームの2人目の女性
赤コース:番号の小さいームの2人目の男性 VS 青コース:番号の大きい若いチームの2人目の男性
• スタートから見て青のコースが右側になります
• 1本目の最初の番号が小さい方のチームの選手は赤コースからスタートします
• 2本目の滑走は上記の滑走順でコースを逆にして行います
37.13 勝敗(ポイント計算)
• 1回の滑走で、勝った選手のチームに1ポイントが入ります
• 1回の滑走で、同着など引き分けの場合は両方のチームに1ポイント入ります
• もし同ポイントだった場合チーム内でベストタイムだった男女の合計タイムの良い方が勝ちとなります
• もし同ポイントだった場合かつ合計タイムが同じだった場合は最も速かった選手がいるチームの勝ちとなります
• 即時失格(抗議は認められない)の理由
– スタートの失敗
– 相手チームのコースに入る
– 故意、故意でないによらず相手の選手の妨害をする
– 旗門不通過
– スイッチバックは認められません
• 両方の選手が失格になった場合、よりスタートから遠い所まで進んだ選手の勝ちになります
37.14 表彰
上位3チームが表彰されます
37.15 トーナメント表(8チームの場合)

Atsushi has written 134 articles

Japanese player of Inline Alpine
PH.D. in Sports science
IT trainer

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