ルールブック – 26.再スタート

26.1 再スタートの要求
レースでの滑走中に妨害が入った場合、選手は直ちに滑走を止め、コースから出て審判もしくは旗門審判員に再スタートの要求をしなければなりません。この要求は選手の所属するチームのマネージャーやコーチも行う事が出来ます。
再スタートの可否の判断は審判のみが行う事ができます。
TDや他の審判が明確に再スタートだと判断すべき情報が十分にない場合は、TDや他の審判は審議によるレースの遅延を割ける為に暫定的な再スタートを行わせることが出来ます。この再スタートによる滑走の結果は、追って審判が審議を行い、認められれば公式なリザルトに反映されます。
26.2 妨害とされる事項
• 機材、観客、動物、転倒した別の選手、その他物品によってコースが塞がれた場合
外部から突発的な問題による障害を受けた時
• 旗門がない場合
• その他、上記のように選手の意志や能力に関係なく、レース結果に影響を与える事項が発生した場合
• 全てのタイム計測機が作動しなかった場合
※レース中の天候の変化は再スタートの理由にはなりません
26.3. 再スタートの効果
再スタート及び暫定的な再スタートは公式の滑走になります
26.4 再スタートのキャンセル
• 選手が再スタートの前に失格になった場合、再スタートは行われません
• 妨害があった後に滑走を続けていた選手は再スタートを要求する事が出来ません
• 再スタートをする選手はスタート審判に再スタートを伝えた後に、スタート審判の指示に従い、現在スタートを控えている選手のグループの後に再スタートを行います
• 選手が転倒し旗門を動かしてしまった場合、選手は再スタートする事は出来ません。もし、選手がレースを続けたい場合は動いてしまった旗門のある場所ではなく旗門があるべきマークをされた場所に戻り回り込んで再度滑走する必要があります。

Atsushi has written 134 articles

Japanese player of Inline Alpine
PH.D. in Sports science
IT trainer

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